出版社内容情報
「夏の夜の夢」、「ヴァイオリン協奏曲」などで知られるドイツ・ロマン派の作曲家の生涯と音楽の秘密に迫る、世界的名著。
内容説明
17歳で『夏の夜の夢序曲』を作曲し、わずか39歳で生涯を閉じた早熟の天才。その華麗な生涯と謂われなき迫害、素顔と音楽の深層に迫る。図版・楽譜など多数収録。
目次
1 諸説
2 天職それとも教育?
3 フェリックスは大人の言語を持っている(1822‐1826)
4 青春の輝き
5 預言後…
6 幸福者フェリックス
7 聖パウロ
8 音楽への奉仕
9 エリヤ
10 作曲家とその二重に女性的なもの
11 アルキュオネ
著者等紹介
ジャコブ,レミ[ジャコブ,レミ] [Jacobs,R´emi]
1945年生まれ。コンセルヴァトワール(フランス国立高等音楽院)で音楽研究。音楽史および音楽学の免許所有者。ソルボンヌ大学・音楽学学院で修士号取得。クラブサン(ハーブシコード、チェンバロ)の歴史および比較研究。ヴィラ=ロボス(ブラジルの作曲家、1887‐1959年)の伝記と作品分析。「シャン・デュ・モンド」(1978‐1982)、「EMI&ヴァージン・クラシック」(1982‐2007)のクラシック音楽部門技術責任者を務める
作田清[サクタキヨシ]
1941年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒。東京教育大学大学院博士課程満期退学。元東京国際大学教授。専門はフランス文学・文化・絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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