内容説明
太平洋戦争中期から末期の東部ニューギニア。圧倒的な物量の米豪連合軍の前に、補給もなく熱帯雨林に放り出された日本軍は、投降を禁じた戦陣訓のもと救いなき彷徨を続ける。無謀な戦略の下に展開された地獄の戦場の実像を多角的視点から描ききる迫真の歴史小説。
著者等紹介
福井孝典［フクイタカノリ］
１９４９年、神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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げん五郎
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真実をより真実らしくするための小説作法の手入れ具合が巧みで、映画を観ているようなテンポの良さで読み進められる。ニューギニアの戦場の様子がよく判った。2013/10/10
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