内容説明
アジア17の国と地域の女性問題にフィールドワークで密着。現代アジアの女性研究の貴重な一冊。
目次
ドイツに暮らすトルコ女性の自立の現状と課題
あるレバノン家族から垣間見えるアラブの女性像
パレスチナ女性の語りに見る抵抗運動―ナショナリズム運動との関わり
1979年革命後のイラン女性と社会変化―2013年成立の家族保護法をめぐって
UAE女性と私たち―グローバル化と新たな支配構造の生成をめぐって
現代ウズベキスタンの女性たち―仕事と豊かさの視点から
カザフスタンの体制移行を生きる女性たち―草原の村の結婚と子育てを中心に
居場所づくりを始めたネパールの女性たち―農村から都市・海外へ…そして我が家へ
インドにおける女性の地位向上のための闘い―「アーディヴァーシー」の社会を例に
ヴェールを脱いでみたけれど―バングラデシュ開発と経済発展の中の女性たち
ドイモイと社会主義体制の中のベトナム人女性たち
後退する国家を生きる女性たち―フィリピンの海外雇用と条件付き現金給付の事例から
「上からの」中国フェミニズムと女性たち
台湾の国際結婚におけるカンボジア女性―「買ってきた嫁」から「〓(せき)婦」へ
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女性の「理想」と「現実」
現代韓国社会における「女性問題」
現代日本の女性に課せられたくびき―夫婦介護の現場から
著者等紹介
福原裕二[フクハラユウジ]
島根県立大学総合政策学部准教授
吉村慎太郎[ヨシムラシンタロウ]
広島大学大学院総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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