内容説明
グローバル華僑の出現、イスラームと資本主義などについて、刺激的なヴィジョンを提示し、ダボス会議で注目、数ヶ国語に翻訳されている「現代アジア研究」の世界的基本書。
目次
第1部 アジアの“倫理”をめぐる闘争―性、宗教、民族(女たちの団結―「穏健なイスラーム」とフェミニストの徳;グローバル華人―サイバー公共空間とディアスポラ的中国政治の落とし穴)
第2部 アジアのガバナンス(統治空間)(段階づけられた主権;東アジアにおける特別区のテクノロジー)
第3部 新たな人工空間「ラチチュード」―人的資本、専門技能はいかに展開するのか?(水平軸(latitude)、あるいは市場はいかにして統治性の範囲を拡張するか
グローバル空間における高等教育 ほか)
第4部 新興国、その現れの影、あるいは新興都市の憂鬱(バロックな生態系、沸騰するシンガポール;生地図作成…メイド、新奴隷制、NGO ほか)
著者等紹介
オング,アイファ[オング,アイファ] [Ong,Aihwa]
アジア太平洋地域の政治・科学技術・文化を論じ、「グローバル化の文化人類学」のテクスト群を精力的に発表している世界的に著名な文化人類学者。1982年にコロンビア大学にて博士号を取得、1984年にカリフォルニア大学バークレー校に赴任し、現在は人類学部社会文化分野の教授を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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