本の森 翻訳の泉

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本の森 翻訳の泉

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861824432
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

角田光代、江國香織、多和田葉子、村上春樹、朝吹真理子―錯綜たる日本文学の森に分け入り、ブロンテ、デュ・モーリア、ポー、ウルフ―翻訳という豊潤な泉から言葉を汲み出し、日本語の変容、文学の可能性へと鋭く迫る、最新評論集!

目次

第1部 本の森(ファミリー・クロニクルの今;『エクソフォニー』で読む『文字移植』―多和田式ホンヤクのすすめ;『1Q84』―コンセプトを孕む;朝吹真理子 アテンポラルな夢の世界;少女が見たもの 妹の力;読書つれづれ日記 2006~2007)
第2部 翻訳の泉(書き出しは語る―『嵐が丘』;トンネルの女ネリー;ポーエスクなブックガイド―越境するゴシック;レベッカ追想;カンバスと靴下―『灯台へ』翻訳舞台裏;翻訳つれづれ日記 2010・3~2011・11;翻訳における操作―直訳か意訳か?)
第3部 話の小径(想像の庭に現実のヒキガエルがいる(セース・ノーテボーム;鴻巣友季子)
マーガレット・アトウッド、自作と信念を語る(マーガレット・アトウッド;鴻巣友季子)
いま小説家は、どう見えますか?―「和子の部屋」番外篇(阿部和重;鴻巣友季子)
日本語は亡びるのか(水村美苗;鴻巣友季子)
運命が生まれるとき、あるいは目に見えない越境文学(片岡義男;鴻巣友季子)
言葉の流星群 あるいは池澤ワールドの歩き方(池澤夏樹;鴻巣友季子))

著者等紹介

鴻巣友季子[コウノスユキコ]
東京都生まれ。お茶の水女子大学英文科大学院在籍中の、1987年から翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

19
鴻巣さんは穂村弘さんの本で知り気になっていた翻訳家です。書評や読書日記、対談などで構成されている。翻訳家だけあって構文についての考察が多い気がする。2019/04/14

魚京童!

18
本を読んで、感動して、ここに書いて、それで終わりではない世界。新しい世界を紡ぎだして、ここではないどこかへ連れて行ってくれる。世界は面白い。新しいことをしたい。もっと何かをやりたいと思う。そんなことを思った。2024/06/02

れいぽ

18
読書しながら久しぶりに頭を使いました(笑)これは凄い本です!書評・文学論・翻訳家としての姿勢・ロングインタビュー&対談。どれも内容が濃い。そして面白い。読書の醍醐味の一つは知識を得ることなんだなぁ、としみじみ幸福感に浸りました。翻訳という作業は言葉を突き詰めることに等しく、鴻巣さんの言葉ひとつひとつがきちんと密度をもって伝わってきます。こんな風に本が読めたら人生が豊かになるだろうな、と憧れます。自分の読書体験を還元できるような読み方をしないと本に失礼だよなぁ。。。と反省することしきりです。2014/09/20

Nobu A

17
鴻巣友季子著書9冊目。13年刊行。いやはや改めて多才だと感嘆。これまで溜めた本の評論、本に関する雑感を綴った読書日記、国内及び海外作家へのインタビューを纏めた本書。翻訳論に関する知見は学者然。まあ大学で教えてもいるからそりゃそうだ。しかしながら紹介する書物から博覧強記な知識が窺える。タイトルが正に名詮自性。読みたい本が増え、歴史的翻訳論に対する筆者の考察に大いに刺激を受けた。媒介語を通して東洋と西洋文学が融合。それにネットが拍車を掛け凄い世の中。客観的な評価軸を涵養しなければと感じた。個人的には啓蒙書。2024/10/14

aoneko

12
こんな読み方もできるよ、な話。面白かったし、楽しかった。国内は、角田光代、江國香織、朝倉かすみ、水村美苗、多和田葉子、朝吹真理子、それから1Q84の独自の緻密な紐解き。他に池澤夏樹ワールドの歩き方(対談)がとくに。著者曰く、ここに書かれたものが、翻訳や書評やエッセイの土台となる部分だそう。<詩的な峡谷を知る人こそが、理想の翻訳者ではないかと思う。> かっこいい。 2013/12/04

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