内容説明
広島での被爆、平凡社での編集者生活、ハーバード大学への留学、ニーダムやクーンらとの出会い、学内政治に巻き込まれた東大万年講師時代、パラダイム論の反響…草創期の科学史を世界の最前線で学んだ科学史家が初めて明かす、自らの八十余年の軌跡と戦後日本の科学史・科学技術が辿った歴史。
目次
第1部 1928‐1952―誕生から大学卒業まで
第2部 1952‐1959―平凡社入社からアメリカ留学まで
第3部 1959‐1962―帰国、そして東京大学科学史・科学哲学教室へ
第4部 1962‐1969―天文学史から科学史へ
第5部 1970‐1978―クーンとパラダイム論
第6部 1978‐1989―研究会づくりと執筆活動
第7部 1989‐2011―デジタル・ヒストリアンへの道
著者等紹介
中山茂[ナカヤマシゲル]
1928年、兵庫県尼崎市生まれ。東京大学理学部天文学科卒業後、平凡社に入社。1955年、フルブライト留学生としてハーバード大学大学院に入学、トーマス・クーン、エドウィン・O・ライシャワーらと出会う。また、ハーバード大学在学中に英ケンブリッジ大学、京都大学へ留学した際には、ジョゼフ・ニーダム、薮内清に師事。1960年、科学・学術史専攻の博士号(Ph.D.in History of Science and Learning)取得。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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