一科学史家の自伝

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一科学史家の自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 533p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861824272
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

広島での被爆、平凡社での編集者生活、ハーバード大学への留学、ニーダムやクーンらとの出会い、学内政治に巻き込まれた東大万年講師時代、パラダイム論の反響…草創期の科学史を世界の最前線で学んだ科学史家が初めて明かす、自らの八十余年の軌跡と戦後日本の科学史・科学技術が辿った歴史。

目次

第1部 1928‐1952―誕生から大学卒業まで
第2部 1952‐1959―平凡社入社からアメリカ留学まで
第3部 1959‐1962―帰国、そして東京大学科学史・科学哲学教室へ
第4部 1962‐1969―天文学史から科学史へ
第5部 1970‐1978―クーンとパラダイム論
第6部 1978‐1989―研究会づくりと執筆活動
第7部 1989‐2011―デジタル・ヒストリアンへの道

著者等紹介

中山茂[ナカヤマシゲル]
1928年、兵庫県尼崎市生まれ。東京大学理学部天文学科卒業後、平凡社に入社。1955年、フルブライト留学生としてハーバード大学大学院に入学、トーマス・クーン、エドウィン・O・ライシャワーらと出会う。また、ハーバード大学在学中に英ケンブリッジ大学、京都大学へ留学した際には、ジョゼフ・ニーダム、薮内清に師事。1960年、科学・学術史専攻の博士号(Ph.D.in History of Science and Learning)取得。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

12
旧制広島高等学校時代の演劇仲間で、「東大の独文を出て、日本経済新聞社からテレビのプロデューサーになり、芸能界の帝王になった」渡辺という人物が出てくる。「芸能界の帝王の渡辺」だから、ナベプロの渡辺晋かと思ったら、経歴があわない。この「渡辺」は誰だろう。2016/11/03

kokada_jnet

10
前半読んだ限りでは、科学史の学生としてハーバード留学した時代の「英語帝国主義」批判(というか諦め)が面白い。結局、ニーダムと薮内清に師事してアジアの天文史で学位論文を書いているのだから。また、「日本人の英文学者は意味がない」とはっきり書いてある。川崎寿彦という人だけが「英文学者として本物だった」と。2016/11/03

kokada_jnet

9
東大の科学史専攻講師として採用され、そこで冷遇されて万年講師だったという話は、50頁くらいしか書いていない。2016/11/03

kokada_jnet

6
面白い本なのだが、ハーバード留学から帰ってきた200頁過ぎで挫折。首に持病がある人間は、ハードカバー500頁超の本を読んでいると、首が痛くなって、どうにも辛い。自炊をする人の気持ちがようやくわかった。元々、著者のブログに発表されたものなので、そちらで読むつもり。2016/11/03

午睡

1
クーンの「科学革命の構造」の翻訳・紹介で知られる中山茂の自伝。抜群に面白いが、彼が東大で陰湿な排除にあっていたことは知らなかった。彼が広島で被爆していたことも。一度だけご本人を研究会でお見かけしたおぼろな記憶がある。ニコニコした柔らかな印象の人だったように思う。はっきりと記憶にあるのは、この本でも行き届いた解説を書いている弟子の吉岡斉の印象。当時、物理学から科学史に転じた大学院生だったが、極端に知的進化を遂げた宇宙人のような風貌だった。その吉岡斉は福島原発の事故調委員になっていたが急死。無念だったろう。2020/01/11

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