内容説明
アルゼンチン軍事独裁政権下で警察権力の暴虐と教会の硬直化を激しく批判して発禁処分、しかしスペインでラテンアメリカ出身作家として初めてプラネータ賞を受賞。欧州・南米を震撼させた、アルゼンチン現代文学の巨人マルコス・アギニスのデビュー作にして最大のベストセラー、待望の邦訳。
著者等紹介
アギニス,マルコス[アギニス,マルコス][Aguinis,Marcos]
1935年アルゼンチン・コルドバ生まれ。作家。神経外科医、精神分析家として国内外で活躍。音楽、歴史、芸術にも精通するなど、多才な経歴を持つ。これまでに小説、随筆、伝記など合わせて30作以上を出版。軍事政権時代に発禁処分となった『La cruz invertida』は75版にも及ぶ大ベストセラーとなり、ラテンアメリカの作家として初のスペイン・プラネータ賞を獲得した。著作はドイツ語、ポルトガル語、ヘブライ語、中国語にも翻訳されている
八重樫克彦[ヤエガシカツヒコ]
1968年岩手県生まれ。ラテン音楽との出会いをきっかけに、長年、中南米やスペインで暮らし、語学・音楽・文学などを学ぶ。現在は翻訳業に従事。訳書に、マリオ・バルガス=リョサ『チボの狂宴』、エベリオ・ロセーロ『顔のない軍隊』、マルコス・アギニス『天啓を受けた者ども』、『マラーノの武勲』(以上作品社)、フアン・アリアス『パウロ・コエーリョ 巡礼者の告白』(新評論)、ホルヘ・ブカイ+マルコス・アギニス『御者』(新曜社)、エステル・サルダ・リコ『音楽家のための身体コンディショニング』(音楽之友社、すべて八重樫由貴子と共訳)
八重樫由貴子[ヤエガシユキコ]
1967年奈良県生まれ。横浜国立大学教育学部卒。12年間の教員生活を経て、夫・克彦とともに翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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魔術か?!覚醒か?!本棚
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春ドーナツ
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OHNO Hiroshi