内容説明
1950年代にNHKラジオドラマで放送され、さらに東千代之介・中村錦之助らを主人公に東映で映画化、TVドラマでも大人気を博す。1970年代にはNHK総合テレビで人形劇が放送されて往時の少年少女を熱狂させた名作シリーズ。小説版の存在する本編5作品、外伝3作品を全2巻に初めて集大成。
著者等紹介
北村寿夫[キタムラヒサオ]
1895~1982年。脚本家、児童文学作家。東京都生まれ。早稲田大学在学中から演劇活動を始め、大学中退後は雑誌「童話」に寄稿する一方、小山内薫に師事し、『幻の部屋』、『鮒馬哲学』などの戯曲で注目を集める。いち早く放送文芸に進出し、1936年からNHK文芸主事として音楽劇やラジオドラマの制作に参加。終戦後もNHKラジオで企画や脚本を手掛け、52年の『白鳥の騎士』から79年の『紅衣無法門』までの全8作をひとりで執筆したラジオドラマ『新諸国物語』シリーズは代表作となる
末國善己[スエクニヨシミ]
1968年広島県生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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