言い残しておくこと

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861822704
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

内容説明

善人は弱いんだよ。善人として人に認められたいという考えは、私には全然ない。I AM WRONG.悪人で結構だ!戦前・戦中・戦後の87年間、一貫して「悪人」として日本と対峙してきた哲学者が、自らの思索の道すじを語る。

目次

第1部 “I AM WRONG”(私にとって、おふくろはスターリンなんです;『共同研究 転向』は、私のおやじに対する答えなんだ;もう一つの物差し―後藤新平;江戸と明治、二つの世を生きた「エリート」たち;つくる人とつくられる人;張作霖、鬼熊、阿部定)
第2部 まちがい主義の効用(「まちがい主義」のべ平連;東大から小田実のような人間が出たのは奇跡だ;『世界文化』と『思想の科学』をつなぐ糸;『死霊』をどう読むか;花田清輝に叩かれて開眼する;桑原武夫、あるいは勲章のこと;埴谷雄高の見事な所作と丸山眞男の思想史的つぶやき)
第3部 原爆から始める戦後史(執拗低音としての敗戦のラジオ放送;映画『二重被爆』が語る原爆の意味;科学者はみなハイド氏になった;丸山眞男の被爆体験;「無教育の日本人」の知性の力;“誤れる客観主義”からいかに逃れるか;私は人を殺した。人を殺すことはよくない)

著者等紹介

鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
1922年、東京生まれ。哲学者。東京高等師範附属小学校卒業後、10代で渡米し、ハーヴァード大学哲学科卒業。42年、日米交換船で帰国。46年、丸山眞男らと『思想の科学』を創刊。京大助教授、東京工大助教授、同志社大教授等を経て、70年代以降は教職につかず、在野の哲学者としてすごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

34
先日亡くなった鶴見俊輔氏を追悼して県立図書館で特集。 どの著を読んでもお母さんの存在が恐ろしすぎる。今ならトラウマ。小学校しか出ていない氏が経験した戦争体験は重い。2015/08/08

壱萬参仟縁

23
私には弟子はいない。 師は都留重人さん(16頁)。 ハーヴァード大学だからだろう。 小学校を出るまでに1万冊は 読んだ(34頁)。 私はまだ6千冊を超えたぐらい。 まだまだである。 シュンペーターが来日した際、 日本の知識人をして、 ブランダー(へま、間違い) と指摘した。 西洋文化の誤訳なのだ(38頁)。 俊輔氏は、小学校の教科書よりも 大衆小説の方が心に残ったと 述懐する(55頁)。 学校の標準って何かと思う。 戦争中には熱海で食糧難に遭った。    2014/06/09

おおにし

16
鶴見俊輔氏の本を読んだのはおそらく今回が初めてだ。戦地で敵を殺すくらいなら自殺したいと思い悩んだ体験を持つ鶴見氏が反戦・平和を語る言葉はとてつもなく重い。また、玉音放送での天皇の言葉や原爆に対する捉え方など、鶴見氏の発言の多くに戦後日本が見過ごしてきた大きな課題が含まれていると感じた。語り口調で書かれた本なので読みやすかったが、発言の中身を本当に理解するためには何度も読み直す必要があると思う。2014/08/31

テキィ

6
先生のお宅で納会をしたときになぜか気になった本。太いひとやな。2011/01/20

月をみるもの

5
日本一とんがった家庭で育った日本一とんがった子供が、日本を追い出されて日本に帰ってくるまでの物語。クワインを通して、デネットと兄弟弟子になるというのも初めて知った。2016/09/25

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