内容説明
20世紀の宗教学と文学において偉大な足跡を残した稀代の碩学、ミルチャ・エリアーデ。みずからの精神的遍歴を赤裸に語った名著、待望の翻訳なる。
目次
第1章 起源の意味
第2章 肝心なインド
第3章 ヨーロッパ
第4章 パリ、一九四五年
第5章 シカゴ
第6章 歴史と解釈学
第7章 歴史家の仕事
第8章 想像世界の諸相
第9章 神話とエクリチュール
第10章 迷宮の意味
著者等紹介
エリアーデ,ミルチャ[エリアーデ,ミルチャ][Eliade,Mircea]
1907‐1986。陸軍将校の次男としてブカレストに生まれる。高等中学生時代から幻想小説の執筆に手を染め、早熟の才を発揮。ブカレスト大学卒業後の1928年、インドに渡り、ヨーガやタントラの修行を行なう。帰国後は宗教学者として画期的な論考を次々に発表する一方で、処女作『マイトレイ』の成功により小説家としても活躍。第2次大戦末期、パリへ亡命、以後、終生故国へ戻ることはなかったが、亡命生活の中でもルーマニア語で小説を書き続けた。以後晩年にいたるまで、宗教学者・小説家双方の仕事を精力的に続けた
ロケ,クロード=アンリ[ロケ,クロードアンリ][Rocquet,Claude‐Henri]
1933年ダンケルク生まれ。評論家・文学者
住谷春也[スミヤハルヤ]
1931年群馬県生まれ。東京大学フランス文学科卒。86~90年、ルーマニア在住、ブカレスト大学文学部博士課程修了。主な訳書に、レブリャーヌ『大地への祈り』(日本翻訳家協会文学部門最優秀賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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