内容説明
本書は、中国・韓国・台湾・日本のオピニオンリーダーとして活躍する研究者が国境を越えてまとめ上げた、混迷する東アジアの21世紀を展望する、初めての「ポスト“東アジア”論」である。
目次
序文 ポスト“東アジア”という視座
座談会 “東アジア”を語ること、その可能性について
第1部 中国は“東アジア”をどう見ているのか?
第2部 “東アジア”は中国をどう見ているのか?
総論 なぜ「ポスト“東アジア”」なのか?―歴史の脈動の中で、観念的東アジア論を超えるために
第3部 “東アジア”の形成と「ポスト」の可能性
第4部 アメリカの翳を超えて―東アジアの未来像構築に向けて
ポスト“東アジア”を考えるための基本書63冊
著者等紹介
孫歌[ソンカ]
1955年、中国吉林省長春市生まれ。中国社会科学院文学研究所研究員。専攻:日本思想史。「日中・知の共同体」プロジェクト。Inter Asia Cultural Studies編集委員
白永瑞[ハクエイズイ]
1953年、韓国仁川生まれ。韓国・延世大学史学科教授。専攻:中国現代史、東アジア現代史
陳光興[チンコウコウ]
1957年、台湾台北市生まれ。台湾・清華大学外国語文学系教授。専攻:文化理論、カルチュラルスタディーズ、メディア論。Inter Asia Cultural Studies執行主編。Traces編集顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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