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内容説明
麗しき贅肉の世界へ!太古の昔から、ほんの少し前の時代まで、“でぶ”こそは、美しさ、セクシーさ、人間の肉体の最大の魅力だった。人類はその誕生から、“でぶ”に憧れつづけてきたのだ。ところが現在、その「美」に対して、まったく異なる評価が下されている。本書は、ダイエット全盛の現在にこそ“でぶ”の魅力を知らしめるべくまとめられた、史上初の“でぶ”の歴史である。本書が、多数の歴史的図版とともに描く、麗しきでぶたち、でぶに取り憑かれた人々、豊満なる尻・腹・胸のかぎりなき魅力に触れれば、贅肉こそが人間の究極の美であることが理解され、明日からウエストなど気にせず、美味しく食事ができること請けあい。
目次
第1部 でぶの歴史(でぶのヴィーナス―旧石器時代の欲望と恋愛の女神;でぶ神さまベス―古代エジプトの幸運のお守り ほか)
第2部 でぶへの偏見(でぶは善人?;「でぶは善人」神話との闘い ほか)
第3部 巨乳と巨尻の魅力(大きな乳房;大きな尻 ほか)
第4部 でぶの復権(でぶは人生を愉しむ幸福者?;でぶは不幸か? ほか)
著者等紹介
ロミ[ロミ][Romi]
1906年生まれ、フランスの文筆家。稀代の蒐集家としても知られる。76年「犠牲」でゴンクール中・短篇小説賞、92年『おなら大全』でラブレー賞を受賞。1995年末、90歳を目前にしてギャンブルで全財産をすり、厖大なコレクションを失ったのち死去
フェクサス,ジャン[フェクサス,ジャン][Feixas,Jean]
1934年生まれ、弁護士、イラストレーターを経て、パリ警察の風俗担当警視として30年にわたって活躍。のち文筆に転じたが、警視時代より好事家として知られた。92年、『おなら大全』でラブレー賞を受賞
高遠弘美[タカトオヒロミ]
1952年、長野県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。フランス文学専攻。山梨県立女子短期大学国際教養科教授を経て、明治大学商学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ふらん
茶器
takao
やま犬
うえぴー