内容説明
灼熱の砂漠の太陽の下で、またサバンナの風に吹かれて、汗と埃にまみれながら戦後日本の経済復興の先兵として、アフリカ・中近東を駆け回り日本車輸出に携わった著者が回想した涙と笑いのビジネス戦記。革命と独裁による政情不安の中、宗教と生活習慣が全く異なる風土の中で「為せば成る」を貫徹した驚愕と破天荒のエピソード集。
目次
第1章 汗と涙と笑いのアフリカ奮闘記(危機管理―重要書類は紙縒にする;アフリカの野次馬―「群れて暴徒化、怖くない」 ほか)
第2章 驚きのアラブ式思考回路(先兵―見知らぬ土地での代理店探し;私の語り草―信頼の五十台 ほか)
第3章 機智とハッタリの奮戦記(浪費と生産―日本人がわかっていないこと;労働権の侵害―考え方が違うと ほか)
第4章 雑学とホンネで勝負(合理的なケチ―東京と大阪の違い;共産党嫌い―ストライキを回避 ほか)
第5章 私の海外雑学講座(海外での経験から;ああ、日本語と日本人いろいろ ほか)
著者等紹介
野山明宣[ノヤマハルノブ]
1933年東京生まれ。1957年中央大学工学部卒。1957年自動車会社研究部を経て輸出技術部へ。1971年商社入社、中近東・アフリカ担当。1988年健康機器会社に入社。1992年健康食品担当。1999年(株)シェフコ(健康加工業)に入社、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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