内容説明
この曖昧な制度は、どう思想化されてきたのか。天皇制論の新たな地平を切り拓いた画期的論考が、新稿を加えて復活。
目次
神と人間のはざまに
1(象徴;全体意志;不親政;文化概念)
2(村の祭り;天皇霊)
象徴の涯てに
象徴天皇をめぐる祭祀のゆくえ
著者等紹介
赤坂憲雄[アカサカノリオ]
1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。学習院大学教授・福島県立博物館館長。東北学を提唱し、1999年に雑誌『東北学』を創刊。2007年『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞・芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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