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ピュアフル文庫
ピュアフル・アンソロジー もうひとつの夏休み。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861765285
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

6人の作家が個性豊かに紡ぎ出す、少年少女の夏の日の物語。全編書き下ろし短編による、オリジナル・アンソロジー。

著者等紹介

芦原すなお[アシハラスナオ]
1949年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。86年『スサノオ自伝』でデビュー。『青春デンデケデケデケ』(河出文庫)で文藝賞と直木賞を受賞

草野たき[クサノタキ]
1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透きとおった糸をのばして』で第40回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作で第30回児童文芸新人賞を受賞。2007年には『ハーフ』(ピュアフル文庫/ポプラ社)で第47回日本児童文学者協会賞を受賞

香坂直[コウサカナオ]
1964年岡山県生まれ。大阪教育大学(肢体不自由児教育教員養成課程)卒業。第45回講談社児童文学新人賞佳作に入賞した『走れ、セナ!』(講談社)で、2005年にデビュー。06年、同作品で第16回椋鳩十時代文学賞を受賞。07年『トモ、ぼくは元気です』(講談社)で、第36回児童文芸新人賞を受賞。京都市在住

沢村鐵[サワムラテツ]
1970年岩手県生まれ。2000年、『雨の鎮魂歌』(幻冬舎)を発表しデビュー

藤堂絆[トウドウキズナ]
1984年宮城県生まれ。東北大学法学部卒業。2006年、第1回Yahoo!JAPAN文学賞に応募した短編「アシタ」が、オンラインの一般投票で選ばれるYahoo!JAPAN賞を、圧倒的な投票数で受賞

前川麻子[マエカワアサコ]
1967年東京都生まれ。舞台・映画女優を経て『靴屋の娘』で、第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

49
もうひとつ・・・とは?そのナゾをずっと心に持ちながら読みました。全6篇の夏休みです。読み終わった後、「確かに・・・“もうひとつ”だ!」って何となくわかった気がしました。あっ!決して、“イマイチ”の意味ではないです!勝手な解釈ですが、主人公たちが選ばなかった方をひとつ、選んだ方をもうひとつ、としたんじゃないかな?って思ったのです。だからね、選ばなかった方は、読む人が心のままに作り出したらいいって思います。また来年の夏にでも、読んでみてね!そして、この子には、こんな道を行かせても面白かったな、とか話そうね。2015/09/12

はるき

25
夏休みのあった子供時代に帰りたい(しんみり) こんなにキラキラしちゃいませんでしたが、目に映る物をもっと素直に見れた気がする。面白かった。2016/09/17

カロリーナ

16
☆3 ピュアフル・アンソロジーシリーズ。夏休みの少年少女を描いた6編収録のアンソロジー。夏モチーフの小説を少し遅れて、2冊目。昨日読んだ『夏休み。』で前川さんのみ既読(作品は被ってません)、他の方は初読み。「夏休み」を感じられるかと言ったら、少々薄く、日々の延長線といった風ではありましたが、前作より断然こちらの方がおすすめです。お気に入りは、親友が苛められることに耐えきれなくなり立ち向かった末、学校に行かなくなった少女、彼女の城は田んぼの中にあるイオンモールだった「田園の城(藤堂絆)」と、人と比べ2014/09/19

天城春香

6
青春は、どうしたって痛みとともにある。2012/02/18

気まぐれうさぎ

5
これを読んで主人公たちのあれこれに共感できる年頃は過ぎてしまったものの、青春とか、若いとか、未熟ってこういうことだよなぁ、と。自由な感じ、解き放たれた感じがするのにまだまだ狭い世界の中にいる、というのが「夏休み」なのかなぁ。2018/11/22

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