内容説明
運動会の騎馬戦で大失敗した草平。それだけでも憂鬱な気分だったのに、その後に続くサッカー大会の実行委員を、嫌だと言えずに引き受けてしまう。嫌々始めた委員でも、大会に向けて準備をするうちに、周りの友人たちの思いがわかってきた。自らの恥をさらし、開き直り、力を尽くして初めて見えた、本当の自分の気持ちと友人たちの誠実さを描く、人気シリーズの第四巻。
著者等紹介
後藤竜二[ゴトウリュウジ]
1943年6月24日生まれ。北海道美唄市出身。早稲田大学文学部卒業。1967年『天使で大地はいっぱいだ』(講談社)でデビュー。『野心あらためず・日高見国伝』(講談社)で第32回野間児童文芸賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hnzwd
28
前巻の主役である草平が引き続き主人公なシリーズ四巻。今回はクラス対抗のサッカー大会が舞台。素敵だった前巻のラストシーンにきっちりオチが付いて、、楽しく読めました。ラストシーンはさらにいい感じになり、、最終巻への期待が高まります。2015/07/24
まんじろう
2
サッカー大会の話。草平くんが、「学校は恥をさらせる場所だからね。」と言ったことに感動。あれだけ何にもやる気なかった彼が、そうやって堂々突っ込んで行けるようになるってすごい。学校が恥をさらせる場所であるっていいなぁ。頑張ろう。2012/05/16
武田みらの
0
疑心暗鬼の意味を考えたことなかった。 12歳って毎日が伝説だね。2024/05/03
Massie
0
一人分が長くて読みやすかった2018/06/27
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