内容説明
学校の休み時間に朋也を探して校門までやってきた智代は、いつものように遅刻した朋也と見知らぬ女の子、渚の姿を見つける。仲の良さそうなふたりの様子を目にして、強い口調でふたりの遅刻を非難する智代。病気で一年間も学校を休んでいたため学校に行きづらい渚をかばう朋也に、智代は頑なな態度をとり続ける。そんな智代の態度を見た朋也がその場から去って行くのを見て、智代は呆然と立ち尽くすしかなかった…。「一瞬の輝き」(斎藤ゆうすけ)ほか、「朋也が死んじゃった」(沖俣陸)、「パンの家」(日暮茶坊)、「風子と風子」(上江洲誠)、「影二つ~還りつくべきところ~」(橘圭)の『CLANNAD』アンソロジーノベル全5編を堂々収録。
著者等紹介
斎藤ゆうすけ[サイトウユウスケ]
5月7日生まれ。長野県出身。フリーライター。作家、水城正太郎をリーダーとするクリエイター集団A‐TEAMに所属。アニメ、声優、PC、ゲームなどを扱う雑誌にて執筆中
沖俣陸[オキマタリク]
1月31日生まれ。PBMの企画運営を経て、携帯コンテンツやコンシューマーゲームのプランニング、シナリオ作成などを行っている。現在フリー
日暮茶坊[ヒグラシチャボウ]
KIDのゲームシナリオやノベライズを多く手がける物書き
上江洲誠[ウエズマコト]
脚本家・黒田洋介に拾われる。氏を師としライター世界に身を投じ「ゆめりあ」「瓶詰妖精」等に参加。’04に独立
橘圭[タチバナケイ]
11月10日生まれ。フリーライター。雑誌、PBMなどの企画、ライティングを経て、PCゲームのシナリオ、小説の執筆を手がける。A‐TEAM所属
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