感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
62
キューちゃん、とは富山県出身のジャーナリスト・作家である翁 久允(おきな きゅういん)のこと。室井滋さんの父方の親戚だったそう。子ども時代に、父親を通して翁 久允と親交のあった室井さん。世界に羽ばたいて故郷に戻り、活躍した偉大なジャーナリストに親しみを感じてもらうため、この本を制作したそうだ。キューちゃんの純粋さ、誠実さが伝わる絵本になっていると思う。長谷川義史さんの絵が、いつもながら愉快豪快明快である。日記は心の鏡と・・・。2024/02/26
とよぽん
53
音訳のため再読。改めて、富山県が生んだジャーナリスト翁久允(おきな きゅういん)の偉大さに触れ、素晴らしい方だと思った。そして、作者の室井滋さんにとって父方の親戚のおじいさんという存在だったことも知った。今、室井滋さんは富山県の高志の国文学館(こしのくにぶんがくかん)館長を務めていらっしゃる。このことは、翁久允さんもお喜びになっているに違いない。音訳の方は、現在、デジタル編集中で、8月には完成の予定。もうひと頑張り。2025/07/29
明るい表通りで🎶
34
日記は 自分の心の 鏡。人目は あざむけても 日記は すべてお見通し。キラキラ光る目で見た世界。私も覗いてみたい。2024/11/05
anne@灯れ松明の火
19
読友さんご紹介。新着棚で。室井さんと長谷川義史さんコンビの絵本。てっきり、キューちゃんは創作上の人物だと思っていたら、大正・昭和に活躍した小説家でジャーナリスト翁久允さんのことで、室井さんの親戚だそうだ。と書いても、全く知らない人物(汗)見返しの双六を見ると、なかなかスゴイ人だとわかるが、本編で取り上げられた話は……私には面白いと言っていいのか、よくわからない。とりあえず、「日記は心の鏡」と、それを聞いて自分のために日記を書こうと思ったマリ子の気持ちはわかった。2024/03/15
明るい表通りで🎶
18
✴✴✴2025/01/06