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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
25
ビートルズの歌詞の空間を深堀りした本書📕 当時の英国風俗の本でもあります。Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band🎵 のウラの意味にはびっくりでした。Anna🎵でのeverとeveryの使い方は絶妙だね。love you to🎵の次はbitesが省略されてて、とことん惚れてる という意味だそうです。などなど新しい発見目白押しでした😃 2022/01/03
Roko
10
ビートルズの曲の歌詞は、実はネイティブにとっても良く分からないことがあるのだそうです。何気ないことを言っているようで、裏にとんでもない意味が潜んでいたり、曲が書かれた当時の世界では許されない単語を避けて作詞されていたり。曲が書かれたときのメモを見てみると、同じような響きの単語を幾つも紙に書き出して検討していた跡が見えるのだそうです。新しい言葉を作ってしまう「造語」もビートルズの得意技です。この分野はリンゴの功績が大きいのだそうです。彼らの人間関係が歌詞に表現されているところが多いというのも新しい発見です。2019/08/14
mawaji
7
F親方の監修もさることながら、ザ・ビートルズ史も読み込んでいて、それぞれのエピソードを歌詞に結びつけ、英語・米語の意味も深く掘り下げて考察されていてかなり読み応えがあります。様々な歌詞のダブル・ミーニング、リンゴイズムとマラプロピズムやラコニック・ユーモアについての解説がとてもわかり易く興味深い。歌詞を通して初期のダサい言い回しからだんだん洗練されていく成長の過程が見てとれるようです。初めて聞くエピソードも多く、中級者向けというか上級者でもけっこう楽しめるかと思います。吉祥寺のモジョカフェ、気になりマス。2018/06/26
Isamash
4
取り扱い曲がマイナーなものも含み膨大で、そのワンフレーズに拘った大変な労作。著者1970年生まれの朝日順子さんは尊敬に値。昔、英語を学んだはずがビートルズの後半の歌詞はさっぱり分からないと思ってたが、この本で納得させられた。そうダブルミーニングや言葉遊び等が散りばめられ英米人でも解釈が分かれるらしい。ただこの本、追求レベルがミクロすぎて付いていけない部分も。歌詞全体がこうでという対訳のイントロ部分が有るとよかったのだが。まあジョンレノンは当然として、ポールの詩作が実にハイレベルで有ることを初めて認識した。2021/02/02
仙人
2
興味深く読んだけどちょっと私には難しい。取り上げている曲については歌詞全文(原文と対訳)があるといい。2020/06/20




