CDジャーナルムック
僕の音盤青春記 〈part 2(1976-198〉

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861710834
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C9473

出版社内容情報

ちょっとトホホな青春と、それを時にかっこよく時にやさしく彩るグッド・ミュージックの数々。人気イラストレーター、牧野良幸のコミック&エッセイ『僕の音盤青春記1971-1976』が好評を得て、待望の第2弾の登場です!

【概要】
『CDジャーナル』で好評連載中の『僕の音盤青春記』のムック第2弾。ロック少年だった牧野良幸が、大学、そして社会人になって出会った音盤の数々を、ちょっぴり情けない、でも笑えて泣けるエピソードとともに“超私的”な視点で描くイラスト・エッセイ。連載時はモノクロだったイラストは全面的にカラーで書き直され、文章も大幅加筆。連載時のファンも必携の内容です。

【主な内容】
サンタナ『ロータスの伝説』
ピンクレディー「UFO」
岩崎宏美『ファンタジー』
デレク・アンド・ドミノス『いとしのレイラ』
スティーヴィー・ワンダー『キー・オブ・ライフ』
八神純子「みずいろの雨」
キース・ジャレット『ケルン・コンサート』
門あさ美『ファッシネイション』
ジョン・レノン『ダブル・ファンタジー』
タモリ『タモリ・3 戦後歌謡史』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KDS

3
パート1は著者が中・高校生時代のエピソードだったが、本書では大学時代から卒業後1年半までのことが語られている。著者の興味がロックから次第に別のジャンルに移行しているため、前作ほどには自分と趣味が合致していなかった。それでも、デレク・アンド・ドミノスの「いとしのレイラ」やビリー・ジョエル、サザンの「勝手にシンドバッド」などが取り上げられているのは嬉しかったが。また、著者が大学で吹奏楽部に入部していた頃のエピソードは面白く、最初の下宿先の大家のばーさんの作るメシがクソまずかったというのには笑わせてもらった。2021/02/28

すうさん

3
パート2も読了。これは高校~大学~就職まで。私自身の青春と合わせてノスタルジーを感じてしまう。時代を象徴する音楽や生活スタイルにホロリとしてしまう。彼は大学を卒業したたあとバイトをしながら美術の通信教育をうけていたのだ。彼の描く挿絵はヘタウマ風に見えるのだが、結構表情も豊かで心地いい。牧野氏への興味はオーディオから始まったのだが、どんどん広がっていったのだが、一番惹かれるのは彼の人生や生きるスタイルなのだと分かってきた。平凡に見えてもそこにほろ苦い青春の香りが漂い同時代の私にはたまらない。2018/07/24

かんたろー

3
ついにパート2を読了。先に初巻とパート3を読んでいたけど、大学生ともなるとだいぶ聴く曲も変わってくることがわかる。筆者はロック、ポップス、ジャズ、クラシックなど幅広く聴く人ですが、クラシックを1番聴いているようです。ロックやジャズなどでは何枚か聴いていたアルバムなども紹介されていて懐かしい気持ちにもなりました。その反面2歳の年の差がかなり大きいことにも気づかされました。この巻ではオーディオ的な話は少ないのですが当時は私もNHK-FMのアルバム全曲放送はかなり重宝していました。今では考えられませんね。2018/01/06

mawaji

2
今回は私の高校生から浪人・大学入学時代と重なり、Part 2もノスタルジーに浸りながら読みました。四畳半の下宿にはコーヒー飲むための電気ポットがあったし、レコードの歌詞カードに買った日付をきちんと書いてたし、エアチェックやダビングのカセットテープはほぼTDKでした。著者は私の2つ上の学年になり、クラシックもよく聴いていた4歳違いの私の兄とだぶってきました(頭の具合も含めて…)。レコードを買い始めて「一枚のレコードの重みが薄れていく」感覚、覚えています。萩原健太氏の帯の一文がいいですね。次回作もあるのかな。2012/06/17

タイコウチ

2
シリーズ第2弾は76-81年で著者の大学生時代の記録が中心だが、私にとっては自覚的に音楽を聴き始めた中学から高校時代で、音楽はもちろん時代背景も学生時代の下宿生活もとてもリアルに感じられ、読んでいてこちらが身悶えしそうなほど(爆)。自分でも音盤をネタに青春記を残したい誘惑に駆られるが、著者の記憶力にはとてもかなわない。第1弾もそうだったが、音楽に対して分け隔てなく興味の赴くままに聴きあさり、聴き込んでいく著者の姿勢には妙に伝染性があり、つい久しぶりに中古レコード屋に走ってしまった、というのは言い訳(笑)。2011/12/29

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