内容説明
「時間とは何か」。“論理”“自然”“倫理”“物語”に見出される時間の諸相をテンス・モダリティ・アスペクトの視点から考察。存在論的な時間地平と人間学的な時間地平が交差するアリストテレス時間論への序説。
目次
第1章 『アリストテレス著作集』と“時間”
第2章 海戦問題再考―『命題論』の時間
第3章 様相論理と時間―『分析論前書』の時間
幕間1 エネルゲイア論の位置―ある論争からの断想的俯瞰
第4章 エネルゲイアと時間―『自然学』の時間
幕間2 「アスペクト論」への補遺―言語と実在
第5章 無抑制の時間的構図―『倫理学』の時間
第6章 ミーメーシスの物語的時間―『詩学』の時間
梗概―結語に代えて
著者等紹介
篠澤和久[シノザワカズヒサ]
1956年宮城県生まれ。1988年、東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門はギリシャ哲学。山形大学人文学部准教授を経て、東北大学大学院情報科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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