内容説明
生命の星“地球”の上で、日本列島はどのように形成されたのか?日本と中国・朝鮮の地質のつながり、日本とロシア東部の地質のつながり。
目次
1 日本と中国・朝鮮の地質のつながり(磯崎行雄)(日本列島の地質の特徴;日本列島の形成史;超大陸の形成と分裂;スーパープルームの働き;太平洋の誕生と日本 ほか)
2 日本とロシア東部の地質のつながり(石渡明)(地球の内部構造;大陸地殻と海洋地殻;大陸移動説;海洋底拡大説と地磁気の縞模様;地磁気の逆転 ほか)
あとがき 東日本大震災に思う
著者等紹介
石渡明[イシワタリアキラ]
東北大学東北アジア研究センター教授。1953年神奈川県生まれ。横浜国立大学を卒業後、金沢大学、東京大学の大学院を修了。理学博士。金沢大学理学部助手、講師、助教授、教授を経て、2008年より現職。専門は地質学・岩石学。2009年に日本地質学会賞を受賞
磯崎行雄[イソザキユキオ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1955年滋賀県生まれ。大阪市立大学を卒業後、同大学院を中退。理学博士。山口大学理学部助手、東京工業大学理学部助教授を経て、2000年より現職。生物大量絶滅事件の原因を探求。2007年に日本地質学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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