目次
第1章 循環―初期フライブルク時代を中心に
第2章 原始キリスト教とギリシャ哲学―宗教現象学における固有なものと固有ではないもの
第3章 生の存在論としての“存在と時間”―マールブルク時代の古代哲学解釈
第4章 循環から転回へ―『哲学への寄与』を中心に
第5章 制約された主体性―二つのデカルト像
第6章 非現前の現前あるいは存在することの彼方―レヴィナスとの対話
第7章 他なるものの存在の倫理―存在しようとするコナトゥス(努力・衝迫)をめぐって
第8章 循環とその外部
第9章 相互理解とは別な仕方で―ハイデガーとガーダマーの解釈学
第10章 所有すること、存在すること―自らに固有なものをめぐって
第11章 他なるものの声―ハイデガーの転回とアドルノの否定弁証法
著者等紹介
後藤嘉也[ゴトウヨシヤ]
1953年、山形県生まれ。東北大学文学研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道教育大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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