目次
第1章 大阪府における雇用・就労政策の取り組み―すべての市民の暮らしを実現する自治体の雇用政策(失業をどう見るか―個人責任論から社会的要因への重点移動;雇用を求めている人々に対する大阪府としての取り組み ほか)
第2章 日本における自治体就労政策の新展開―分権改革と自治体の雇用労働行政(2000年分権改革と雇用労働行政;2003年の労働関係3法改正―自治体に解禁された無料職業紹介事業とその可能性 ほか)
第3章 地域公共サービスの担い手の多様化と自治体の社会的責任―民間委託と入札・契約をめぐって(地域公共サービスの新たな担い手―自治体における民間委託・業務請負労働の実態;委託労働者に生活できる賃金と雇用を求めるアメリカ、イギリスの地域運動と自治体 ほか)
第4章 少子・高齢社会のまちづくりと雇用の拡充に寄与する新しい道路行政の展開―大阪府の道路事業の配分構造を転換した場合の事例(大阪府の道路関連公共事業の現状;大阪府の現行道路関連事業とその経済、雇用効果 ほか)
著者等紹介
大谷強[オオタニツトム]
1943年、広島市生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。関西学院大学経済学部教授
澤井勝[サワイマサル]
1942年東京都大田区蒲田生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。奈良女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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