内容説明
本書は、日本における自治の痕跡と道程を解き明かし、住民自らの発案と決定がつくり出す自治の実践方策を提起する。
目次
第１章 住民自治への試論的接近（なぜ住民自治をテーマとするか；住民自治と共同意思決定 ほか）
第２章 住民自治の背景と視点（住民自治の要請と背景；住民自治への新視点 ほか）
第３章 日本における住民自治の歴史と道程（地方からみる歴史と古代の自治；中世における村落と都市の住民自治 ほか）
第４章 住民自治の意義と戦略・方式（住民自治の意義と理念；住民自治の理論的基礎 ほか）
第５章 政治参加と住民自治の実践方式（アメリカ市民の政治参加・関与の諸方式；直接民主政と直接立法 ほか）
著者等紹介
小滝敏之［オタキトシユキ］
千葉経済大学学長、千葉経済大学大学院経済学研究科教授、前東京大学大学院法学政治学研究科客員教授、元消防大学校長。１９６５年、東京大学法学部卒業後、自治省財政局・大蔵省主計局等勤務。山梨県総務部長・自治省交付税課長・兵庫県総務部長・自治省審議官・自治体国際化協会ニューヨーク事務所（ＪＬＧＣ，ＮＹ）所長等を歴任。アメリカ行政学会（ＡＳＰＡ）・予算財務管理学会（ＡＢＦＭ）会員。リトルロック市（アーカンソー州都）・リンカン市（ネブラスカ州都）・ハリスバーグ市（ペンシルヴェニア州都）名誉市民（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
