感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
16
2004年7月の本。「傀儡名臣」が一番か。推理を入れているので、ある程度パターンは読めるが色々ある。「左様なら」、「蟠り」…今と違う日本語が楽しい。江戸…昭和初期…令和を巡る。野村胡堂記念館で、レコードを聴きながら続きを読みたい。2021/01/10
KAZOO
10
この本にも10篇の短篇が収められています。飽きさせないように様々な事件を繰り出してくれます。地獄から来た男などという題名は洋画のようなイメージを想像してしまいます。最後におまけで作者のエッセイで「捕物小説は楽し」がありこれまた作者の一面をのぞかせてくれます。2014/06/04
へたれのけい
4
橋蔵先生のテレビは見てたし、「あらえびす記念館」も何度か訪れた。それなのに、肝心の小説は未読だった!なんと、愚かな。 でも、これからの楽しみがたくさん出来たのは嬉しい。にこにこ2020/05/27
一柳すず子
2
後半、いいところでちょいちょい銭なげてました。偽金造りになげたときは、なげたのは本物なんだから、あとで拾ったほうがいいよって思った。石田さんが切腹しなくて済んで本当によかった。2011/11/19
アルゴン
1
★★★★ 当事者、もしくは関係者から犯人を暴き出す話が続くのかと思いきや、「傀儡名臣」「謎の鍵穴」など大事に発展する事件もちらほら。ますます幅広く、1話1話が全く違っておもしろい。2012/03/13