内容説明
空には３本の巨大な柱。大地には金属で出来た機械花（キカイバナ）が群生する花畑。それに寄生するように広がるメタルアジアの街。ハルはそんな珍妙な街でフリーターをしている女の子。ある日、浮遊移動式ハンバーガーショップのバイトを終えたハルは、黄昏時の機械花の群生地で、四角い金属の箱を見つける。貴重品だと思い部屋に持ち帰ったハルだが、中に入っていたものは、人形のように美しい少女・エイルだった。街になじめず、居心地の悪さを感じていたハルは、自分と同じように、断片的な記憶しか持たないエイルとの奇妙な同居生活を始める。エイルの存在はハルの世界を劇的に広げ、ついに２人はメタルアジア世界の核に触れてしまう。全ての始まり。メタルアジアシリーズ第１弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Theodore
0
積ん読消化。続編が手に入らないので敬遠していたが、読んでみたら意外と面白かった。おばさんやばあちゃんを始め女性が多いので満足。特に最後の章の主人公たちを逃がすシーンの大家さんや婆様がかっこよかった。それと、バイオロイドって一応生物なのだろうか？ とりあえず、２巻も手に入ったら読むことにしよう。2013/03/08
