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内容説明
V&Aコレクションを中心に。重要作品220点を収録した展覧会公式図録。
目次
1 はじまり
2 初期ビアズリー
3 成功―「ビアズリーの時代」の到来
4 ワイルドの「サロメ」
5 制作の裏側
6 成熟に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
67
昨日見に行った「ビアズリー展」の図録。会場限定版のミント色の表紙のものを購入。昨日見た作品を思い返しながら解説を読む。あの「サロメ」にもこのようなドラマがあったんだなと初めて知ることも多かった。ワイルドとの確執やワイルドの求めていた「サロメ」は何だったのだろうかということまで触れていて興味深い。会場では18禁になっていた作品もしっかり図録に収められていてよかった。ビアズリーの線と黒ベタで描くエロティックな世界は好きだ。2025/04/04
ケイトKATE
23
19世紀末のイギリスで彗星のごとく現れた天才イラストレーター、オーブリー・ビアズリーの展覧会『異端の奇才 ビアズリー』の図録。今回、初めてビアズリーのイラストを見たが、すでに20代前半の若さで個性を確立して本当に天才だと思った。長生きしたら、もっととてつもない絵を描いたに違いないだけに、夭折したことが残念でならない。なお、図録は書店で購入できるが、私は展覧会限定版のターコイズブルーの表紙が気に入って展覧会で購入した。2025/03/31
北風
15
この装丁がまた素敵。ビアズリーの絵って、結構エグイ印象があるが、作品によるのか時期によるのかやはり印象が変わる時期がありますね。そこまで思い入れのある絵描きじゃないんですが、ラファエル前派が好きなので、バーン・ジョーンズの絵やモローの作品が見られたのはよかった。実際には時期が遅かったから、モローの絵は一枚見れなかったんだけど。2025/04/20
ヨハネス
6
子供の頃サロメの挿絵を見てからずっと興味はあった。やっと借りられたのに、なかなか読み(鑑賞)進まない。両性具有とか男女の性的結合を表す記号とかが多い前半に意外な思い。もうすぐ読み終わるかという日に偶然、丸の内のビアズリー展がその日で最終と知りがっくり。きっとその展覧会に合わせて出版されたのだろうな。2025/05/14
takakomama
3
2025年2月15日~5月11日三菱一号館美術館の「異端の奇才 ビアズリー展」の図録。25年の生涯で世紀末を駆け抜けた天才だと思いますが、正直なところ、好みではないです。2025/04/02
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