内容説明
精神の受信装置を解放せよ。全身受信装置の画家・金子富之。30年におよぶ異界との交信記録。ただならぬ気配漂う“異界体験型画文集”。本書は、10代から心象を描き連ねたノート群から自選作品まで200余点を、全篇書き下ろしのエッセイと共に構成した、画家初の著書である。
目次
序章 深夜
第1章 幻成
第2章 霊域
第3章 妖狐・霊狐
第4章 大蛇・龍神・怪魚
第5章 虎神・獅子神
第6章 精霊・妖怪
第7章 鬼・怪物・悪魔
第8章 神・仏
終章 画考
著者等紹介
金子富之[カネコトミユキ]
1978年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学で日本画を学ぶ。博士後期課程修了。幼少の頃から異界の存在を感じ、違和感に悩んだ日々を経て、現在は山形の限界集落で異界と寄り添うように暮らす。日本をはじめアジア各地の異界ゆかりの地を旅しながら、“場”の力を体感し“見えないもの”を絵に表してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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