おいしい食の流行史

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おいしい食の流行史

  • 阿古 真理【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 青幻舎(2023/09発売)
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  • サイズ B6変判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861529238
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0021

内容説明

食の流行は、時代を反映します。食の背景には必ず時代の状況があり、そのときの政治体制、経済的な環境が食文化に及ぼす影響は大きい。江戸時代を皮切りに、開国後、外国との交流が活発になりメディアが発達する時代。外からの刺激を受けて流行が生まれ、文化が発展していく様子を解説します。食のトレンドにとどまらない、私たちの生活に結びついた新しい歴史や社会の視点が見えてくる。

目次

第1章 幕末と「獣肉食」ブーム
第2章 あんパンに始まる、日本の菓子パン・総菜パン
第3章 大正時代の「三大洋食ブーム」
第4章 戦後~高度経済成長期の「台所革命」
第5章 キッチンと料理の関係
第6章 一九七〇年代、外食のトレンドと女性たちの変化
第7章 一九八〇年代、「エスニック」料理ブーム
第8章 デパ地下の誕生と「男女雇用機会均等法第一世代」
第9章 平成のスイーツブーム
第10章 パンブーム―日本人とパンの新しい関係
第11章 韓国料理の流行から見えてくるモノ
第12章 「食ドラマ」の変遷に見る時代の変化
第13章 令和に起こったご飯革命

著者等紹介

阿古真理[アコマリ]
作家、生活史研究家。くらし文化研究種主宰。1968年、兵庫県出身。食や暮らし、ジェンダー問題等をテーマに執筆。2023年、第七回食生活ジャーナリスト大賞ジャーナリズム部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

58
普段、当たり前のように食材を購入し、当たり前のように調理し、当たり前のように食している毎日の食事。以外な食材や料理がかなり昔からあったり、思いの外歴史が浅かったりと、驚いたり、感心したりしながら読んだ。時代が流れる毎に家庭環境や、女性の立場等が変わっていき、それに合わせるかのように毎日の食事や、流行の食べ物も変化していくのはとても面白く、興味深い内容だった。1日24時間、殆どの時間を仕事に充て、やりたい事の為の時間を作る為に疎かにしていた家事だが、本書を読んでほんの少しやる気が出た気がする。2023/09/23

りらこ

27
食の歴史をひもとくと、そこには社会における女性の立場だったり、台所の設計面での使いやすさだったり、キッチンのシンクの形状だったりさまざまな切り口が見えて面白い。食事内容の変遷も興味深いけれど、食マンガなどについても触れられていて、『孤独のグルメ』の分析が秀逸。そういう見方はしたことがなかった。また参考文献が大量で、そっちも読んでみたい。2023/10/01

ののまる

10
そうね、そうねと思いながら読む。日本人の味覚もすごく変わったなあ。カラームーチョが罰ゲームだったのに。2023/10/09

もけうに

6
これまで著者が折々に出版してきた食文化史及び関連書籍を纏めた内容で、総覧的であり既視感ある内容。だが、近現代食文化史がこれ一冊で通覧出来る良書。政治・経済史に比べ軽んじられがちな生活史だが、人間の根幹に関わるのは食分化である。そこを丁寧に追っていくことで、社会の変化が見えてくる。2024/04/22

ganesha

6
生活史研究家による日本の食と暮らしの近現代史。NHKラジオの講座をもとにまとめた一冊。江戸幕府が肉を最下等の食物とみなし、肉を扱うものを士農工商の枠外に追いやったこと、スパイスカレーの元祖はエゴラッピンの元メンバーがアメ村にひらいた「カシミール」、チョコレートの魅力を理解するのには食べ手にも経験が必要、関西は昼にご飯を関東は朝にご飯を炊くから朝にパンは関西に多いなど、食に関するあれこれを楽しみつつ読了。2023/09/21

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