内容説明
明治・大正・昭和、時を経ても色あせないまっすぐな瞳、凛とした佇まい。有名無名の画家たちが描いた、多彩な少女の世界。笠木治郎吉、秦テルヲ、甲斐荘楠音、岡本神草、幸田暁冶…半世紀にわたり、近代絵画史に埋もれた画家と作品に光を当て続けた京都・東山「星野画廊」の秘蔵コレクション121点。掲載作品すべてに解説付き。巻末特別対談「星野画廊コレクションを“再調理”する」星野桂三・万美子(星野画廊)×上薗四郎(本展監修)。
目次
作品(明治の少女たち;四季のうつろいの中で;大正の個性派画家たち;歴史画に見る少女たち;夢見る少女たち ほか)
論考、コラム(近現代美術史研究と星野画廊の活動―国画創作協会の再評価を中心に;星野画廊のこと;星野コレクション―磨くべき「原石」の宝庫;岡本神草“拳を打てる三人の舞妓の習作”と星野画廊;星野桂三の眼 ほか)
著者等紹介
上薗四郎[ウエゾノシロウ]
笠岡市立竹喬美術館前館長
植田彩芳子[ウエダサヨコ]
京都文化博物館主任学芸員
堀宜雄[ホリヨシオ]
福島県立美術館学芸員
奥野克仁[オクノカツヒト]
高知県立美術館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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