内容説明
『インドの信仰と仮装―分かち合う神々の姿 AAM AASTHA』では、豊かなイマジネーションによって、インドの信仰のかたちが繰り広げられる。人間や神々が登場する教えきれないほどの物語と、そのキャラクターを生きることで、信仰心を分かち合う人びと。仮面や頭飾り、衣装や装身具をつけた演じ手たちによって、兵士、神々、楽士、野生動物、そして叙事詩の英雄とその化身たちが鮮やかによみがえる。
目次
仮面に隠された人びと
作品
遊び、祈り、神になる
キャラクターと衣装
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
11
インド各地の祭りの、踊りや劇などで神々に扮する人々を捉えた写真集。3千万とも3億とも言われる膨大な数のヒンズーの神々だが、例えば同じカーリー女神であっても地方によって表現されるその姿形は実に多様で、時に同じ神とは思えない。それぞれの地域の地域神や地母神と融合していたり、伝わる神話の内容も違う。シヴァやクリシュナなどメジャーな神を大掴みで紹介する本は多いが、地方ごとの多様性をこのような形で集約した本は珍しいのではないだろうか。↓2023/07/19
noko
3
感動!インド好きならば是非勧めたい一冊。インド全土の神様の格好をした人たちの写真集。インドには何千という神様がいると言われているので、本当に様々な神々の姿。その沢山の神になった人達の本気度、衣装の完成度、どれもとても良い。人気の神様、シヴァやカーリー、ハヌマーンなどは色んな人が真似をしているが、地域で少しずつ違う。カーリーは骸骨持ってたり、真っ赤なお胸が付いてたり、バリエーションがある。シッキム州の人達の仮装は、信じているのがチベット仏教なので、東アジアの雰囲気がある。シッキム王国の名残があった。2023/08/10
Qfwfq
0
★52023/05/18
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