内容説明
建築家・隈研吾の原点、高知県・檮原町。隈と檮原の約30年に渡る歩みを、隈自身による語りと写真家・瀧本幹也が切り取った檮原の隈建築群の写真で辿る、写真文集。
著者等紹介
隈研吾[クマケンゴ]
建築家。1954年生まれ。東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、東京大学特別教授・名誉教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の国立屋内総合競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、国際木の建築賞(フィンランド)、国際石の建築賞(イタリア)等、受賞多数
瀧本幹也[タキモトミキヤ]
写真家。1974年生まれ。建築写真にかぎらず広告写真のフィールドで、ポートレート、静物など、さまざまな被写体と向き合う。そうした豊富な経験と卓越した技術のもと、独自の視点で捉えられる建築写真は高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
1
ふむ2022/05/23
Go Extreme
1
雲の上のホテル 梼原町総合庁舎 雲の上のギャラリー/まちの駅「ゆすはら」 雲の上の図書館/YURURIゆすはら2021/08/08
石田理輝
0
コンクリートを用いた重厚な建築から、木を用いた柔らかい建築へ。モダンからポストモダン、そしてさらにその先の、身近にある物を使うことで心の拠り所となる場所を作り、自然との共生を目指す生活へ。檮原町で隈研吾が感じたものを、どのように捉え、生かしていったのかが、印象的な檮原の建築の写真と共に描かれている。2022/03/16
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