内容説明
各地に残る手工芸を求めて、世界へ繰り出す18人の女性たちの物語。
目次
ASIA(アジア)(Iran(イラン)…OKKO YOKKO:神田陽子さん
Thailand(タイ)…HuuHuu OnlineStore:浜田あいさん
Myanmar(ミャンマー)…TATAA:栗原来美さん ほか)
EUROPE・LATIN AMERICA(ヨーロッパ・ラテンアメリカ)(Czech Republic(チェコ)…Violka:小川里枝さん
Portugal(ポルトガル)…CASTELLA NOTE:村瀬真希子さん
Lithuania(リトアニア)…Labdien:横川雅子さん ほか)
AFRICA(アフリカ)(Tunisia(チュニジア)…ダール・ヤスミン:道上朋子さん
Burkina Faso(ブルキナファソ)…biga:間瀬由理さん、牧野陽子さん
Republic of Rwanda(ルワンダ)…Ruise B:小澤里恵さん ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
27
世界の手工芸を日本に紹介する女性たちを多数紹介。美しい物を紹介したい、伝統工芸を守りたい、生産者を支えたい。これって女性の持つ「世話好き」を最大限に有効活用した好事例だと思います。夢物語ではない、起業家の目線をもちながら困難に立ち向かう雄姿と美意識の高さを両立した良書でした。2020/09/05
くさてる
19
アジア、ヨーロッパ、アフリカの各国の手工芸を買い付けているバイヤーへのインタビューを介して、その作品を紹介したもの。どれも美しかったり可愛かったりと素敵なものばかり。ただ、このコロナの時代に読むと、アフターコロナの世界ではこの工芸品たちはどうなっていくのだろう、新しいひとと出会うことはできるんだろうかと心配になったり。写真も多く、楽しい一冊でした。2020/12/12
いーたん
18
アジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパなどまさに、世界のあちこちで、今日にも消えてしまいそうな伝統技術による手工芸。旅を通して、その愛らしさに虜になったヤマトナデシコたちが、その手工芸を日本で販売することにより、残そうと奔走する様子が、カラフルな写真とともに紹介されている。実はこういったことをやってみたいと思う女性は、自分も含めて多いに違いない。でも、その大変さもわかるだけに、紹介される手工芸品の一つひとつが一層愛らしく見える。2020/08/16
P太郎 ̄(=∵=) ̄
13
カラフルで不思議な模様が可愛い❤️イランのおばあちゃんが編む靴下🧦ポルトガルのポコポコした織物💕ルワンダのエキゾチックなかご🧺かつてバックパッカーや旅行代理店をしていた女性たちが虜になる手工芸。かなりの辺境や治安の悪い地域で、資料がなくも会話も難しい。のに、手を尽くして探しあてる熱意(村人も驚く)。細々と続けられた手工芸。そんな村にも機械化が進んでいくのは世の流れ。 西アフリカにも藍染めがあるなんてびっくり。2022/01/09
ジュースの素
9
世界各地の今後は消えて行くだろう手仕事に注目した女性たちの話。その土地に根差した民芸がすごい。 大抵が高齢の女性が担っている。思えば日本にも相当数の民芸があるのだろうな。インドの型押し染めは私も体験したし、興味深い。2020/09/09
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