内容説明
皇居と都心、下町を路上でも上空でもない非常階段からまなざす。
著者等紹介
佐藤信太郎[サトウシンタロウ]
1969年、東京に生まれる。1992年、東京綜合写真専門学校卒業。1995年に早稲田大学第一文学部を卒業し共同通信社に入社。2002年よりフリーの写真家として活動する。2012年に林忠彦賞、2009年に日本写真協会賞新人賞を受賞。国内外で個展、グループ展を多数開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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kaz
2
東京の様々なビルの非常階段でも撮ったのかと思ったら、非常階段や屋上から東京の夜の風景を撮った写真集。最初は、ドローンを使って撮影したのかと思った。丸の内から見た風景等だけでなく、足立区や墨田区の住宅地の写真もあり、夜景と言うよりは、日常の夜の街並みといった形容の方が合うような気がする。六本木の墓地等、ここにこんなものがあったのかというものもある。2019/07/31
お抹茶
0
東京の夜景だが,どこかのメジャーなスポットに着目したというよりは俯瞰的な視点で撮影。丸の内周辺のエレガントさに比べて,八広,小岩など東部の写真が多いのが特徴。また,新橋,高輪,芝といった港区の写真にも,タワーマンションではなく,そこだけ時代が異なるような低層住宅が映っていたりするなどコントラストもおもしろい。巻末にある吉見俊哉のコメントも趣深い。2024/11/01
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