内容説明
「はい、ばあちゃん、今日もおつかれさま!」1928年生まれの祖母と、1990年生まれの孫。宮崎県の田舎町で毎日繰り返される小さな家族のささやかな生活は、ある日突然、思いもかけない形で結末を迎える…。写真家・吉田亮人が自身の祖母と従兄弟の生と不在に向き合った記録が、人々の心の底に静かな波紋を投げかけている。
著者等紹介
吉田亮人[ヨシダアキヒト]
1980年宮崎県生まれ。滋賀大学教育学部障害児学科卒業後、タイにて日本語教師として現地の大学に1年間勤務。帰国後、小学校教員として6年間勤務し、退職。2010年よりフリーの写真家として活動開始。バングラデシュの肉体労働者を取材し、2014年に私家版写真集『Brick Yard』を出版。同作はParis Photo‐Aperture First Photo Book Awardにノミネートされる。2013年から2015年にかけてバングラデシュの皮革産業労働者に関するプロジェクトに取り組み、2016年に私家版写真集『Tannery』を出版。日経ナショナルジオグラフィックをはじめ、主要雑誌に作品を発表すると共に、写真展も精力的に行う。日経ナショナルジオグラフィック写真賞ピープル部門最優秀賞(2016)、コニカミノルタフォト・プレミオ年度大賞(2014)など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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