内容説明
地球規模の問題に地球全体で挑む。政治的「安全保障」の枠組みを超え、地球に生きる人間一人ひとりが心配ごとなく安心して暮らせる状態を実現するために、環境問題、ビジネス、開発援助などあらゆる側面から「人間の安全保障」を提唱する。
目次
第１部 世界的な課題（地球規模の福祉―危機と資源；主要な課題；人間の福祉と安全の測定；困難な状況における生活と労働）
第２部 開発、援助、介入（開発と援助―現代の幻想か；保護と能力向上）
第３部 技術、ビジネス、多様性（新しい技術と人間の安全保障；ビジネスと人間の安全保障；共に生きるということ）
第４部 人間の安全保障という概念とそれに対する批判（国際連合における人間の安全保障；国家的視点、市民社会的視点、学術的視点）
著者等紹介
ハンター，アラン［ハンター，アラン］ ［Ｈｕｎｔｅｒ，Ａｌａｎ］
２００８年から１２年までイギリスのコベントリー大学平和和解研究センター長、２０１４年から１６年まで同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科客員教授。専攻はアジア研究
佐藤裕太郎［サトウユウタロウ］
同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科博士前期課程在籍。専門はアフリカ地域研究（南部アフリカ）と国際関係学（規範論）
千葉ジェシカ［チバジェシカ］
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校人文学部英語学科博士課程修了。専門はシェイクスピア研究と哲学（存在論）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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