内容説明
本書は、イギリス在住のキュレイターであるレーナ・フリッチュが、「西洋」の視点と日本文化への深い造詣を総動員した日本写真史の概説書である。豊富な写真と丁寧な解説で写真の歴史を辿り、入門書でありながら有用な解説書ともなっている。森山大道、荒木経惟、川内倫子など、日本写真史のなかで重要な位置を占める写真家へのインタビューも収録した。国際共同出版として、写真評論家・飯沢耕太郎氏の翻訳監修により日本語版を刊行する。
目次
序章
1 戦後のトラウマ
2 映像派
3 新しい自由な写真表現
4 ガーリーフォト
5 現代日本の写真
著者等紹介
フリッチュ,レーナ[フリッチュ,レーナ] [Fritsch,Lena]
20~21世紀における日本の美術、写真研究者・翻訳家。アシュモレアン博物館(オックスフォード大学)の近現代美術のキュレイターとして、海外美術の展示や展覧会の企画を担当。以前はテート・モダンの海外美術部門にて、アシスタント・キュレイターとして、アジア太平洋地域の美術品の収集や展示を担当した。ドイツのボン大学にて博士号(美術史)取得
飯沢耕太郎[イイザワコウタロウ]
写真評論家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996、サントリー学芸賞受賞)などがある。執筆活動のほか、写真展覧会の審査、企画等も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
ふう
ほし
の
kaz
-
- 電子書籍
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲 7…