内容説明
日常と非日常の二律背反が併走する虚実皮膜。日本写真史に屹立する特異な視線が、日常に潜む異界を現出させる。風姿花伝以降の1980年代前半に撮られた『日常の断片』とポラロイド作品による貴重なカラー作品群。
目次
日常の断片―1983年~84年
ポラロイド作品(光の挑発―1994年;Elegy―1995年;NORMAL LIFE―1995年;SPOT―2002年)
著者等紹介
須田一政[スダイッセイ]
1940年東京・神田生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。演劇実験室・天井桟敷(寺山修司主宰)専属カメラマンを経てフリーとなる。1976年「風姿花伝」により日本写真協会賞新人賞、1983年「物草拾遺」等により日本写真協会賞年度賞、1985年「日常の断片」等により東川賞国内作家賞、1997年「人間の記憶」により土門拳賞、2014年「凪の片」等により日本写真協会賞作家賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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