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内容説明
浮世絵に出会い、その美に魅せられ、夢の国「日本」に自身のすべての理想を重ねながら次々に傑作を生み出していったファン・ゴッホ。「日本の夢」が破れた後も日本との繋がりを探るなか早逝した。その創作と「日本」との関わりを、最先端の研究成果と200余点の豊富な図版により明らかにした決定版。日本人の初期ファン・ゴッホ巡礼についても、その全貌を多くの新資料とともに詳述。ファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクト(展覧会公式・学術カタログ)。
目次
第1部 ファン・ゴッホと日本(「日本の夢」の始まり―ファン・ゴッホと日本の出会い;ファン・ゴッホと日本の陽光―近代的アイデンティティを求めて;ファン・ゴッホの日本―観念の生成;夢のあとで―ファン・ゴッホと日本、その最期の2カ月 ほか)
第2部 日本人のファン・ゴッホ巡礼(オーヴェールへのファン・ゴッホ巡礼―ガシェ家の「芳名録」;ガシェ家の芳名録(日本人が巡り会った「ファン・ゴッホ」;「出頭没頭」という夢)
クレラー=ミュラー家の芳名録―1929年、ハーグでのファン・ゴッホ展と日本人)
著者等紹介
圀府寺司[コウデラツカサ] [Homburg,Cornelia]
大阪大学文学研究科教授(西洋美術史、アート・メディア論)、アムステルダム大学にて博士号取得。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞を受賞
ホンブルク,コルネリア[ホンブルク,コルネリア]
ファン・ゴッホをはじめ、19から20世紀初期のヨーロッパ美術を専門とし、多くの著作をもつ。シカゴ大学にて修士号、アムステルダム大学にて博士号を取得。オランダやアメリカの美術館を経て、現在はインディペンデント・キュレターとして、国際的に活躍し、アメリカ、イタリア、カナダなどでファン・ゴッホ展を企画
佐藤幸宏[サトウユキヒロ]
北海道立近代美術館学芸副館長。成城大学大学院文学研究科、博士課程前期修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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