池田学―The Pen

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  • サイズ A4判/ページ数 167p/高さ 30X30cm
  • 商品コード 9784861526022
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

1ミリ以下のペン先が1日に生み出す10センチ四方―その20年の軌跡。著者厳選の100点をはじめ震災への想いを込めた過去最大の最新作“誕生”(3×4メートル)の制作ドキュメントも収録した待望の決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなほりふくろう

15
展覧会で品切れ購入できずだったため、後日書店にて購入。超絶技巧と称される細密な描写がふんだんに紹介されており、感動とともに、そこに盛り込まれた遊び心や込められた平和への思いなどが楽しく飛び込んでくる。彼が大切にしている全体の構図に対しても、この大判でできる限りのことはやっている。画集として本当に素晴らしいものであるが、そこからくる迫力を堪能するには現物拝むしかないよなあと再認識してしまったのは痛しかゆしか。2017/12/10

かわうそ

13
緻密。びっしりと描き込まれた世界はユニークな想像で満ちており、見応えがあった。細部に神は宿るという言葉そのまま、素晴らしい技量。本物もいつか見てみたいものだ。2017/06/02

ぱなお

9
先日、佐賀で開催された『池田学展 The Pen』に行った際に購入。丸ペンで描かれた極細線の集合体に圧倒。大きな絵の中に、どれだけ拡大してもそこには"何か"があったり、"誰か"が居たり、"何か"が行われていたり、一枚の作品に何十、ひょっとしたら何百というモチーフ(物語)が描かれてるんじゃないだろうか…。そして、また引いて見た途端、また新たなモチーフが浮かび上がる。「目の前の大きな山だって、一つ一つの樹や岩の集合体」「緻密に描く」というより、小さな部分たちがもつ空間を大事にしてこその全体感。確かにそうだ!2017/03/04

らる

8
池田学さんのペン画集。驚くのは、これらの作品が全て下書きもなしに描かれているということ。勿論これだけの作品をいちいち下書きしていれば倍の手間がかかる、とはいえ、白の部分もホワイトを一切使わず白抜きで最初から描き込んでいないと言うのだから、本当に驚きだ。この人は、頭の中で一体どんな風に絵を構築して描いているのだろうか。現在金沢で原画の展示を行なっているそうで、今回は難しそうだけれども、いつか原画を観に行かせてもらいたいと強く思った。原画はさぞかし白が綺麗なんだろうな…2017/05/10

しん

7
凄かった!精密際密、密度が濃い。それでいて全体への想いと細部に引っ張られる本人の葛藤を知ったあとは、より細部が見えてくる。実物大を見てみたい!2017/12/11

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