内容説明
ドイルは、シャーロック・ホームズの作者である以上に、人生の探求者で、また、心霊学の熱心な開拓者であった。研究者たちの成果を持ち前の推進力を駆使して点検する一方、直接の面会や交流を通じてその真実性の確信を深めていった。その経過をたどりながらスピリチュアリズムの起原と思想を平たく解説したのが、本書に収められた二編である。
目次
第1部 新しき啓示(心霊現象の実在を確信するまで;新しい啓示とは;死後の世界の実相;問題点と限界)
第2部 重大なるメッセージ(迫られる人類の意識改革;霊魂説の弁護;スピリチュアリズムの科学的基盤;向上進化を基調としたスピリットの世界;バイブルに見る心霊現象)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
owlsoul
6
コナン・ドイルはシャーロック・ホームズを生み出した作家であり、医者であり、スピリチュアリズムの布教者でもあった。本書はドイルが自身の心霊学に対する見解をまとめたものだ。彼は常に疑いの目を持って心霊現象に向き合い、やがてその存在を確信するに至るのだが、本書を読む限り、その背景には第一次世界大戦の悲劇と、科学による宗教の権威失墜の影響がある。科学的世界と折り合いをつけた検証可能な宗教≒スピリチュアリズムという概念が誕生した時代の空気が感じられると共に、現代の(功罪はともかく)カルト的な諸運動の原型が垣間見える2026/01/18
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