内容説明
ドイルは、シャーロック・ホームズの作者である以上に、人生の探求者で、また、心霊学の熱心な開拓者であった。研究者たちの成果を持ち前の推進力を駆使して点検する一方、直接の面会や交流を通じてその真実性の確信を深めていった。その経過をたどりながらスピリチュアリズムの起原と思想を平たく解説したのが、本書に収められた二編である。
目次
第1部 新しき啓示(心霊現象の実在を確信するまで;新しい啓示とは;死後の世界の実相;問題点と限界)
第2部 重大なるメッセージ(迫られる人類の意識改革;霊魂説の弁護;スピリチュアリズムの科学的基盤;向上進化を基調としたスピリットの世界;バイブルに見る心霊現象)