内容説明
「生」と同格に存在する「死」の空間である「墓地」。国や宗教を超越したフラットな視点でとらえた５４点を収録する。
著者等紹介
松江泰治［マツエタイジ］
１９６３年東京都生まれ。１９８７年東京大学理学部地理学科卒業。１９９６年第１２回東川賞新人作家賞受賞。２００２年第２７回木村伊兵衛写真賞受賞。２０１２年第２８回東川賞国内作家賞受賞。２０１３年第２５回写真の会賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
3
墓地の写真集。墓は生きている人のためのもので、そこには社会の特性が色濃く出るのだなあと感じる。2021/12/14
Koki Miyachi
2
松江泰治のライフワークである地表の全てを記号的に捉える写真シリーズ。墓地を対象にした写真集。宗教や場所性をこえて、墓地という共通項で編集されていて独特の迫力がある。何とも説明できない凄みと奥にある何か、それが彼岸なのかも知れない。2023/05/21
