化け物―想像力が生み出す異世界の住人

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  • サイズ B5判/ページ数 167p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784861525018
  • NDC分類 708
  • Cコード C0071

内容説明

暁斎から世界の仮面、現代アートまで“化け物”300大集合。

目次

ばけますよ、ばけますよ―「化け物」という存在を考えるための、ひとつの試み 板倉容子×イタクラヨウコ
1 化ける―人間が捉えた異世界の住人たちのイメージ(仮面;シャルル・フレジェ)
2 浮き世の化け物(河鍋暁斎;浮世絵;森口裕二)
3 化け物が引き出す「想像力」(武井武雄;佐々木マキ;長新太)
4 化け物たちの棲むところ(川田喜久治;地獄)
5 現代美術における「化け物」、あるいは「制森県立美術館版お化け屋敷」(土橋とし子;岡本光博;荒川朋子;島本了多;谷澤紗和子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a43

11
青森県立美術館の開催中「化け物展」の展示図録。といっても、展示されなかった関連作品も多数載った見応えのあるものだった。文章はキャプションとかぶっているところは多いが、読みやすくオールカラーで、インクの匂いもいいにおい。ふんふん嗅いでたら父に気味悪がられました。 以下展示について (しかし河鍋暁斎記念美術館からの作品が多かったことを考えると当美術館の所蔵作品は多いのだろうな。蕨市だって。あと国立民族博物館の世界の仮面も見られてよかった!)2015/09/08

m

3
佐々木マキ氏の絵本「おばけがぞろぞろ」に惹かれて。小さい頃この絵本を持っていてよく読んでいたなぁ。羊男への好感の原点を思いがけず発見したような気になった。本書は2015年に青森県立美術館で開催された「化け物展」の作品をまとめたもの。河鍋暁斎の絵や閻魔王の像はまだわかるが、現代アートとなるととんとわからなくなってしまう。 2021/09/29

wawawawawawa

1
銀座HERMESのギャラリーで開催中の「水の三部作 2」アブラハム・クルズヴィエイガス展にて。展示物のひとつとして置いてあった。古今東西のバケモノを紹介した展覧会の図録らしい。実際の展覧会が見たかったな。土橋とし子さんの作品が可愛かった。2017/05/12

su-zu

1
一見ギョッとするビジュアルの化け物たちの数々。でもよーくみると、どこかに愛嬌があり、ほのぼのと笑えてくる。世界各地で怖がられ語り継がれている化け物たちだが、日本のなまはげも大人から見ると隣の○○さんの役回りだったりするわけで、その親しみやすさは何処も同じなのだな~と激しく共感。その土地の環境によって、森が怖い国には木のお化け、動物が怖い国には動物のお化けが居る。その国の豊かな環境を示す化け物たち。とても面白かった。2015/12/06

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