内容説明
「ペインティング」と「ドローイング」同時発売。美良美智が自身でセレクトした最新作・国内未発表の作品を含む厳選100点余。
著者等紹介
奈良美智[ナラヨシトモ]
1959年青森県弘前市生まれ。1978年青森県立弘前高等学校卒業後、上京。1987年愛知県立芸術大学修士課程修了。1988年渡独し、国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに在籍。A.R.ペンクに師事し、マイスターシュウラー取得。1994‐2000年ケルンにて制作活動。1998年カリフォルニア大学ロサンゼルス分校(UCLA)にて3カ月間の客員教授就任。2000年帰国、東京に住む。2005年より栃木県に定住。2010年、その作家活動とアメリカ社会への貢献に対してニューヨーク国際センターより名誉を与えられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
103
現代美術作家、奈良美智さんの画集。睨むような女の子の肖像がこれでもかと並んでいる。横浜美術館で村上隆氏のコレクション展で作品を観てから気になっていた。訴えるような切ない表情や涙を堪えているような顔、シニカル、軽蔑、冷笑、無関心……など、とても雄弁な目の表情だ。ロックの歌詞が絵の中に書かれた作品も多い。作家は作品だけで評価するべきだと思っているけど、一つのモチーフを描き続ける背景を少しだけ知りたくなった。でも作品の解説を読んでも、プロフィールを調べても何も分からなかった。ウー(´-ω-`)ーン2016/03/25
noko
3
個展にも行ったことがある、好みの画家奈良美智さん。彼の作品を沢山見ていると、自分の知ってる誰かに似てることがある。『The Girl with the Knife in Her Hand』は、二歳くらいの我が子に似ている。見上げてこっちを見ているが、手には小さなナイフが。ドイツ留学中に描いた作品で、きっと青春期で何かに対峙していたのかな?この本はいいところは、本人が載せる作品をチョイスしているところです。パステル系の優しい背景から、立体的に浮き出るような少女達。個人的な好みなのは『ひよこ大使』です。2023/03/30
kaz
1
中には自分の理解を超えたものもあるが、独特の雰囲気、世界が面白い。図書館の内容紹介は『2014年に作家活動30周年を迎えた日本を代表する美術家・奈良美智。新作や未発表を含む選りすぐりのペインティング作品100点余を自らセレクト。ドローイング作品を集めた「WORKS ON PAPER」も同時刊行』。 2020/12/18
ゆにこ
0
★★★★★2015/04/13
Y
0
★★★★☆2023/09/29