内容説明
花や植物の一瞬の煌めき。総数1万5千本を超える、圧巻のボリューム「現代の植物図鑑」待望の第2弾!植物名(学名・和名)完備。
目次
WHOLE‐すべて、全体、完全、統合―朽ちゆく宿命を背負い、自然の光を身躯に受ける一輪一輪。研ぎすまされ純化した、輝く容貌。
BRISTLE‐密生、林立、突出、毛羽立ち―かつて土に根を張り、天を目指した野性の姿。揺るぎなく自立する生命力。
著者等紹介
東信[アズママコト]
福岡県生まれ。2002年、椎木俊介と共同し、注文に合わせてデッサンを起こし、花材を仕入れ、花束をつくるオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を銀座に構える(現在は南青山所在)。2005年頃から、こうした花屋としての活動に加え、植物による表現の可能性を探求し、彫刻作品ともいえる造形表現=Botanical Sculptureを開始し、海外から注目を集めはじめる。ニューヨークでの個展を皮切りに、パリやデュッセルドルフなどで実験的な作品を数多く発表するほか、2009年より実験的植物集団「東信、花樹研究所(AMKK)」を立ち上げ、ミラノ、ベルギー、上海、メキシコの美術館やアートギャラリー、パブリックスペースで作品発表を重ねる
椎木俊介[シイノキシュンスケ]
福岡県生まれ。2002年、東信とともに、銀座にオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。東が植物による造形表現をはじめると時期を同じくして、カメラを手にし、刻々と朽ちゆき、姿かたちを変容させていってしまう生命のありようを写真に留める活動に傾倒していく。2011年には初の作品集となる東信との共著『2009‐2011 Flowers』(青幻舎)を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。