目次
アメリカン・モダニズムの偶像
若き日々と美術
FOCUS1 木炭による抽象画
西テキサス
FOCUS2 西テキサスの水彩画
抽象画
FOCUS3 この世のものならぬ音楽
花々
FOCUS4 ジェンダーの問題
静物と木々
FOCUS5 メイン州沿岸部
摩天楼
FOCUS6 アメリカン・プレイス
タオスへの初めての旅
FOCUS7 ロレンスの木
頭蓋骨、骨、風景
FOCUS8 ゴースト・ランチ
晩年の作品
FOCUS9 旅と超越
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
19
誰かのエッセイに飛行機からの眺めがオキーフの「雲の上」に似ていると出てきて本で見てみたいと思い借りました。小さな柔らかい雲がたくさん地平線にそって広がり、不思議な気分になりました。女性らしい作品が多く魅惑的。静物画もどこか生き物のようにうごめき出しそうでドキドキ、鼓動をも感じられました。すごい!骨と花の作品が特に印象的、死なのに温もりがあって、空に浮かんだ動物の骨の横に花を添えてある独特な世界、こうゆう浮遊感がある作品に引き寄せられました。2017/04/09
奏市
16
江國香織さんのエッセイ読んでたら名前出てきた画家で、Webで見てすぐに好きになった。地元の図書館でアートの本でも借りようと思ったら見かけ、エッセイの事も思い出し借りてみた。シンプルな構図でわかりやすいのに(だから?)宇宙的。鮮やかな色彩と象徴的な黒。砂漠、動物の骨とか死を包含しているものが美しいってなんなんだろう。カンディンスキーの影響少なくなく、ムンクとも共通する部分あり、当然自分好みなわけだと感じる。「芸術は日常生活から隔絶したものであるべきで、画家は自らの想像力に没頭すべきである」という信条。尊い。2020/07/31
zeroset
1
有名な花の絵も良いが、「宵の明星」など初期の抽象水彩画も素晴らしい。 2017/03/21