内容説明
なぜ、パパ・タラフマラは解散しなければならなかったのか。助成金制度、セゾン文化の時代、身体表現の可能性、カンパニーを運営するということ…バブル期以降30年の現代史を駆け抜けたパフォーミング・アーツ・カンパニーパパ・タラフマラの決断から見る、舞台芸術/日本文化の未来とは。
目次
1 パパ・タラフマラとその時代 1982‐2012(インタビュー こんな時代に人々に何を訴えるかという問題に正面から向き合う姿勢に、希望を抱きました;インタビュー 日本でパフォーミング・アーツという概念が根付かなかったのは、小池さんも誤算だったんじゃないかな;インタビュー 彼らのマルチメディアな舞台表現は、時代に先行していました ほか)
2 パパ・タラフマラとのコラボレーター達(インタビュー 役者さんと同じぐらいの力をもって、舞台の上でキマるものをつくりたい;インタビュー パパ・タラフマラとの仕事は、見たことのない自分と向き合うきっかけを与えてくれた)
3 パフォーミング・アーツの未来(特別対談 in betweenな領域で闘い続けるには;インタビュー 舞台芸術は詩人のように一人ではやれない。清濁併せ呑まないとやっていけないものなんですよ;インタビュー 今回こうして振り返ってみて、やっぱり私たちの先輩なんだなって思いますね ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
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15-137 `82結成。代表小池博史 シェイクスピア、ガルシア=マルケス、チェーホフ、泉鏡花、グリム童話…文学作品を取り入れたもの多し。規模は2.3人から20人…多様。ベネチア、ベルリン芸術祭などの国際公演BAM.世界30カ国での公演の実績がある。バブル期以降30年の現代史を駆け抜けたパフォーミング・アーツ・カンパニー「パパ・タラフマラ」は、なぜ解散しなければならなかったのか? その決断から、舞台芸術、日本文化の未来を探る。折り込み式の年表付き。☆谷川俊太郎 ★パパタラシンパ曰く…ねえ、ねえ、※ `2012/02/15
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