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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Te Quitor
8
『北斎漫画』を分厚い文庫本サイズに整理・分類してまとめたもの。現代でいう漫画ではなく、ここでの漫画とは「漫ろな画」=気の向くまま・思いつくままに描いた画という意味。要するに絵の百科事典だ。斬新な発想を好んだ人物らしくバラエティ豊かな作品を見ることが出来る。現状に満足する事無く描いた絵は3万点。80歳を越えても尚「意のままにならない」と悔し泣きをした葛飾北斎。波や富士山の風景画が有名すぎて肉筆画が注目され難いけれど、この作品も強烈なインパクトがある。絵に興味のある方は一度覗いてみると良いかもしれないよ。2014/11/15
黒豆
6
本書は1814年〜78年に刊行された「北斎漫画」全15編をテーマ別に再編集し三冊(江戸百態、森羅万象、奇想天外)に文庫化したもの。 大相撲の観戦前に「すみだ北斎美術館」を訪れ、鑑賞後に思わず衝動買いしてしまったもの。 ゆつくり眼を通しましたが、感心する内容多々、東洋のレオナルドダビンチといわれる葛飾北斎の貴重な蔵書。なかでも、武器を持った構えや相撲取りの姿、虎、駱駝、駿河 三保の松、阿波の鳴戸、など素晴らしい。2018/05/25
maekoo
2
先行のハートカバー版「北斎漫画」の全15編をテーマ別に再編集して文庫サイズにした三冊(江戸百態、森羅万象、奇想天外)のセット本です 江戸時代の習俗や風俗、遊びや武道、仕事や家事等々生きた生活が一目瞭然で神社仏閣や様々な道具類、風景や植物と生き物、神仏や物の怪に至るまでの画狂老人の卓越した表現力とユーモアが溢れ写実力の凄さを目の当たりにする偉大な画業が垣間見れます 現在のマンガ文化の原点とも言える素晴らしい表現が目白押しであらゆるモノを対象としており博物学的に見ても重要な百科図鑑になっています2018/09/18
土曜日
1
北斎本当にうまい、、素材集かと思うほどありとあらゆるものが描かれている… こんな数の作品が現存してるのもすごい2021/01/03
パンプキン
0
北斎とジャポニズム展を観た後に購入。北斎先生天才すぎか〜〜〜2017/12/12
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