内容説明
本書は、植物、山水、動物、人物・故事、幾何学模様など、一一〇四点に及ぶそば猪口の多岐にわたる文様を、一〇〇余項目に分類し、それぞれに解説を付しています。文様の名称をはじめ、様式や製作年代、釉薬に技法、産地、底裏銘などの詳細な情報は、そば猪口の辿っためまぐるしい様式の変遷や、その背後にある時代の嗜好を知ることが出来、鑑賞を深めるうえで貴重な資料になるでしょう。
目次
1 植物
2 動物
3 人物・故事・行事・建造物
4 自然・風景・天体
5 宝・器物
6 幾何・文字・記号
著者等紹介
大橋康二[オオハシコウジ]
佐賀県立九州陶磁文化館特別学芸顧問・佐賀県立有田窯業大学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tama
9
図書館本 書架から そば猪口やら豆皿やらぐい飲み・盃が好きで 殆どに凄い模様!そば食う器にこんなに模様が必要か!?最後に無模様とかコレならそばでも許すだろうというシンプルなのもあるが、数は物凄く少ない。全体黒で金彩のもあって今のHR,HM小僧が喜びそう。18世紀後半のが多いが、使ったのは旗本御隠居か大店の旦那?文庫版なので骨董市に行く人がポケットに忍ばせ、掘り出し物かどうかチェックするのによさそう。蕎麦は素朴な生活雑器で食うに限るぜい。2020/11/21
森
6
図書館で借りた。読書というより、参考に観たというのが正確な表現。読書の範疇ではない。記録として記載が良いと判断しました。(図書館で借りたことがわかればOK)2013/09/01
Koki Miyachi
2
同じ筆者の講談社の「蕎麦猪口大事典」をもとに編纂された。大事典と比較して、コンパクトで使いやすいのが魅力。大事典と同様に、素晴らしい本なのだが、こちらも廃刊になってしまったようで、新品の入手が不可能な状況。高価な中古品を求めるしかないのが残念。再刊を強く希望したい。昨今の蕎麦猪口人気で、読者は増えていると思うのだが。2024/09/20
春木
2
そば猪口は可愛い。集めたくなるなぁ。2015/01/06
cheap cheap
2
お気に入りのそば猪口見つけたい2012/11/17